淘宝(Taobao)

淘宝(タオバオ)は、アリババグループが2003年に始めた中国最大級のオンラインショッピングモールで、本社は浙江省杭州にあります。個人や中小事業者が出店し、衣料品から家電、食品まで幅広い商品を扱います。サイトとアプリは中国語で、日本語版はありませんが、海外向けの「天猫淘宝海外」では日本も配送先の地域として選べ、公式物流で日本へ届けるサービスがあります。

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淘宝(Taobao)について

英語版ウィキペディアによると、淘宝は2003年、それまで企業間の卸売取引を中心にしていたアリババが、中国市場に進出したeBayに対抗するために立ち上げた個人間取引のプラットフォームです。出品手数料を無料にし、買い手と売り手が直接やり取りできるチャットや、代金をいったん預かるエスクロー型決済のアリペイ(支付宝)を導入しました。こうした信頼の仕組みが支持され、市場シェアは2003年の8%から2005年には59%に伸び、eBayは2006年に中国のサイトを閉鎖しました。ドメインtaobao.comは2003年4月21日に登録されています。

2008年には、衣料品を受け取りから7日以内であれば理由を問わず返品できるルールを設け、その後ほかの商品にも広げました。ウィキペディアによると、このルールは中国のネット通販の標準となり、2014年には当局の規則に取り入れられました。2011年には事業を個人間取引の淘宝、企業が出店する天猫(Tmall)、比較検索のeTaoの3社に分け、2012年からは海外発行のVisaとMastercardのカードを受け付けています。2024年時点では、取扱高で世界最大のショッピングサイトとされています。

淘宝では出店者が固定価格またはオークション形式で商品を販売しますが、取引の大半は固定価格の新品です。利用者は複数の店舗の評価やレビューを比べて購入するのが一般的で、テキスト検索のほか、画像をアップロードして似た商品を探す機能もあります。トップページの売り場は衣料品、家具、家電・スマートフォン、靴、ベビー用品、化粧品、自動車用品、食品、パソコン・事務用品などに分かれ、毎年11月には「双十一(ダブルイレブン)」と呼ばれる大型セールが行われます。

海外の利用者向けには「天猫淘宝海外」があります。公式サイトの説明では、海外の中国語話者を主な対象とする越境ECで、200以上の国と地域の消費者に対応し、香港、マカオ、台湾、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、カナダが中核の地域とされています。公式物流の案内ページでは、配送先の地域として韓国、ニュージーランドなどとともに日本を選べます。外貨での支払いに対応し、カスタマーサービスは24時間対応で、返品・交換は出店者の保証に基づくと説明されています。

日本から利用する場合、サイトとアプリの表示は中国語で、本記事では日本語のカスタマーサポートや日本の法人による販売窓口を確認できませんでした。商品は中国の出店者から発送され、配送には淘宝の公式物流のほか、出店者が指定する方法が使われます。天猫淘宝海外の案内によると、海外の利用者はスマートフォンの淘宝アプリで国や地域を切り替えて買い物をします。

淘宝を評価するときは、購入した商品と店舗、商品説明と実物の違い、日本までの配送方法と日数、送料や関税を含む総額、出店者とのやり取り、返品・返金の対応などの情報が参考になります。

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